紅参の副作用と効果・効能

紅参とは、高麗人参の６年根の皮をむかずに、
煮るか、蒸すかしてから水分量が14％以下まで自然乾燥させたものです。

紅参は、高麗人参を紅参へ加工する過程で
新たな有用成分が生じるため、さらに健康に効果的とされています。

紅参は有効成分が凝縮され、強力な薬効があり、
長期保存にも適しているため、高麗人参の最高級品とされています。

そんな有効成分が豊富な紅参でも副作用はあるのでしょうか？

厳密にいえば、紅参自体に副作用はありあませんが、
「紅参自体が合わないという反応」と「好転反応」に分けられます。

紅参自体が合わない場合は、胃の痛みや不快感、
動悸や口の渇き、不眠などの症状が出る場合があるといわれています。

これと、好転反応の場合はちょっと違います。

紅参を服用して起こる好転反応とは、
体が健康に向かう前兆現象といえばわかりやすいと思います。

紅参を摂取した場合のよく起こる好転反応としては、
下痢、肌のかゆみ、一時的な血圧の上昇や下降、めまい等です。

この好転反応は、服用を続けていると次第に収まってきます。

そんな紅参ですが、適切に摂取すれば、様々な効果・効能があるとされています。

代表的な紅参の効果・効能は、疲労回復、滋養強壮、虚弱体質の改善、
免疫力の向上、血流改善による冷え性の予防・改善、更年期障害の緩和などです。

これ以外にも、紅参は健康に役立つ効果・効能がたくさんあります。

ただし、これらの紅参の効果・効能を引き出すためには、
むやみに摂取するのではなく、適切な摂取量や摂取方法が重要になります。

基本的には、紅参は安全性の高い漢方薬ですが、
間違った摂取量や摂取方法ですと、副作用や好転反応が強く出る可能性があります。

そのため、紅参の摂取については、正しい摂取量や摂取方法を知る必要があります。

また、病気のときは？体調が悪いときは？持病がある場合は？など
個人それぞれで、紅参を使うときの体の状態は異なると思いますが、
この場合も、どのように摂取したらいいのか知っておくと良いと思います。

紅参は健康に役立つ効果・効能がたくさんあります。

高麗人参ときくと、体が弱い方や病気の方が摂取するイメージがあるかと思います。

しかし最近では、健康や美容のために摂取する方が増えてきています。

そのため、紅参を摂取する方は病気の方だけでなく、
健康な方でも、病気にならないために予防として摂取する使い方もできます。

ちなに、病院のお薬は病気になったときに悪化させないように服用するもので、
病気にならない為の予防や、病気を治すための治癒としての効果はありません。

あくまで、現状を悪化させないための対処薬としての効果のみです。

一方、紅参は直接的な治癒の効果は無いですが、
その人が本来持っている病気を治す自然治癒の力を高め、
根本からの病気の治癒をするための補助をしてくれる効果があります。

このように、紅参には予防と治癒を助けてくれる効果がありますので、
病気の方は治癒を目的として、健康な方は病気の予防の為に役立ちます。